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2009年6月30日 (火)

釈迦如来のスタイル

如来部の中の1キャラ、釈迦如来にフォーカスしてみました。お釈迦様の人生の中の時代とシチュエーションによって4種類の仕草が彫刻されて残っています。これはタイプではなくスタイルの違いとし、分類し整理しました。釈迦如来の4スタイル、ということですね。

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2009年6月29日 (月)

仏像のタイプ 如来像のタイプ

映画「スターウォーズ」に登場するキャラ達は非凡で、脇役も含めキャラ全員輝いていてます。もちろん個々の魅力なのですが、それとは別に、それぞれの関係や階級などを勝手に憶測する楽しみを与えてくれる点も大きな魅力です。例えばトルーパーの柄や微妙なマスクの形状の違いを見て、「きっと意味があるんだろうな〜」と憶測する、など。
 このように、私に楽しい憶測を与えてくれるもの、仏像。仏像同士の関係や仏像デザインのルールは深すぎ、面倒臭いので調べる気はありませんが、そんなことわからなくてもなんとなく楽しめてしまうところがあります。

 登場人物や惑星の細部にいたるまでを自分で考案したジョージ・ルーカスは、きっとそれぞれのキャラの関係まで設計していたと思います。仏像にももちろん関係の設計があります。細分化され過ぎてルールがぼやけてる、ということもあるのでしょう。
 
 例えば、一念発起し、「よし、俺も仏像を作ろう」と思った時に、闇雲に好きなようにオリジナル仏像が作れるか、と言ったらそうではありません。やり過ぎると「仏像」でなくなってしまいます。規範があります。この「規範」が私の気を惹きます。仏像デザインルールを知ることが、このブログのテーマ「様式」の参考になり、仏像意外の新しい様式を生み出すソースになるのではないでしょうか。

 そこで、仏像の世界を様式の3つの軸(タイプ・スタイル・フォーメーション)で分解してみようと思い立ちました。

 まずは「タイプ」。仏像のタイプは大きく分けて[如来][菩薩][明王][天]の4タイプ。そのうち如来の種類を見ると、ポピュラーなところで(大仏を含む)5つのタイプがあります。このように、階層や役割、に応じた形状の違い、あるいはそもそも人が違う、などを、「タイプ」の軸で並べます。

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2009年6月27日 (土)

スタイル・タイプ・フォーメーション

そのデザインが、どの時代の何の様式なのか?と問われ、「これは、○○時代の●●様式ですよ」と答えられるくらい、「様式」を確立したデザインって、凄い。たとえそれが自分の感性に響かないものでも、「様式」を作ったということだけでもう凄いな!と思ってしまいます。
 「様式」を決定づけるものとは何だろう、と考えたとき、スタイル・タイプ・フォーメーションの3つの要素がそうなのではないか、と、自分の中で仮説を立ててみました。この3つの他に軸はない、ということを、このブログで証明してみようと思います。できるだけ具体的事例をもとに証明できればいいなと思います。(自分の知識の少なさが心配要因ではあるのですが…)

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2009年6月21日 (日)

鳥居の様式

 前から気になっていたのですが、鳥居の種類って沢山あるんですね。大きく分けると、以下の3種類。「靖国鳥居は靖国神社だけなの?」「○○八幡とつく神社はこの八幡鳥居と決まっているの??」などなど、神社の知識がなくても、考えを巡らすことに脳が喜びを感じ、様式(=デザイン)を楽しむことができます。さらに、永く培った歴史、また系譜や分布傾向などもあり、様式に味わいが深まります。その歴史を学んだり統計をとるのは大変ですが、知らなくても憶測する楽しみを与えてくれるのはデザインの恩恵だと思います。神社を作る度、頭を悩ましていた鳥居デザイナーの方々に感謝!

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2009年6月20日 (土)

デザインとは、様式。

ブランディングの世界では、トーン&マナーという言葉がよく使われます。これはルール設定のようなものでしょうか。このルールについてちょっと考えてみました。
下図はあるロボットの肩パットです。3種がなんとなく兄弟のように見えますね。ここからさらに、ここにない4つ目のロボットを新たにデザインしようとしたとき、前述の「ルール設定」が関わってきます。例えば、
●肩パットから丸みを無くす
●肩パットが見えなくなるくらい突起を増やす
などとしてしまうと、仲間に見えなくなります。これは見た目でわかる、形状の問題。
では続いて、
○突起が長く伸びて蜷局(トグロ)を巻く
○肩パットにペイズリー柄
などとしてみましょう。これは、見た目、大きく逸脱はしてませんが、なぜか「許せない」気持ちにあり、他と仲間にしたくありません。
 
 以上、トーン&マナーやデザインのルールには、このように、●見た目の側面と、○個人主観の関わる側面があるようですね。ルール設定をすること自体は簡単ですが、個人的主観がやや曲者です。

 それはさておき、このルールを、説明無しにこれらロボットから読み取る(というか感じ取る)ことができたとき、人の脳は何かしら良い刺激を受けるのではないでしょうか。良い悪いの個人的好みがどうあろうと、モノとモノの間に「ルールが感じられる」という時点でデザインは成立していると思います。
 また、有名デザイナーのデザインしたモノ、大衆が押し付けた価値観のデザイン、そんなものに負けない興奮がこの「ルールが感じられる」モノにあると思います。モノとモノに「感じ取るルール」を設定し、関係をつくる、というのはデザイン業務の中でも重要な行程の1つです。(モノとヒトとの間に関係を作る、という業務もあり、そちらのほうがさらに重要ですが…。)

 で、この「感じ取るルール」というのは、つまり、「様式」(様式美)のことだという結論に、私の中で至りました。と、これで終わってしまうと唐突ですから、今後このブログ「オープンソースデザイン室」は、この「様式」についての私の勝手な考察を整理しまとめつつ、学習をしていく場としようと思います。

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