[カタリベレポ]
巨大ペンギン駆除部隊の第二陣からの通信が途絶えてから1年。すでに5名の死亡は確認されている。人々の目が離れ、宇宙に向かい始めたころ、オンラインのままだった「メールする人」のPCカメラが驚きの映像を撮らえる。牛だ!ビーコンの領域を超えたGPSの効かない場所からの通信であるため、PCはおそらくガス層の最下層を越えて落ちていったものと考えられる。「なんで空気があるの?」という疑問を飛び越えて、家畜の存在=人が居る、という見解に即達する。世界を震撼するニュースに、人々の目は宇宙からふたたび地底に注がれる。帰らぬ猛者の残り3名の消息でさえ、報道はぞんざいな扱いとなる。
![0214 0214](http://osdesign.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2009/09/27/0214.jpg)
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