第2ターム 〜 地底の地形

偵察機の映し出した映像からわかった地底の地形は、切り立った山だらけ。ちょうど腸の中のヒダのような地形が続いていた。凹部は水で満たされていて、その水からはガスが発生し、山々の足下を隠している。それが水なのか海水なのかはまだわからないが、地下と地上の間のメタン中の水分が染み出て雨となり、降り注いだ様子。山のいくつかは降水により浸食されている。

第2ターム 〜 衝撃映像

巨大ペンギンがほぼ全滅すると、地柱内部を掘り進む下降策は中断され、地柱の外壁を偵察機が這って降下するようになります。その偵察機もまた、宇宙に飛び立った偵察機と同じく超小型で、しかも外敵の目に留まりにくいムシのようなイデタチでした。やがて偵察機から、地底界の映像が届きます。

第2ターム 〜 富の拡大

かくして以前よりもパワーアップしたエネルギー供給施設が,地下世界の天井裏に設けられました。そこと同一平面上にあるクランクシティーは,供給源との近さを利点に,地下タービンを作り、地上から独立した生産ラインが敷かれます。これまで地上の製造品を運搬していた物流は,資材のみの運搬となり,コストが大幅に軽減されました。またこれをきっかけに加速的に発展したクランクシティーの労働者は裕福になります。この時代、長者番付けの上位は全て地下労働人材のブローカーでした。